第4世代と第5世代iPod touchの写真画質を比較してみました。
数字上は
第4世代iPod touch:約70万画素(720 × 960ピクセル)
第5世代iPod touch:約500万画素(1936 × 2592ピクセル)
画質が大幅にアップしてます。
百聞は一見に如かず。
写真を見て比較してみましょう。
まずは、第5世代iPod touchのカメラの環境設定
【環境設定】のアプリを起動
【設定】の項目の中の【写真とカメラ】をタップ
HDR(ハイダイナミックレンジ)の
【通常の写真を残す】を【オフ】に
こうすることで、HDRで写真を撮影した時に
重複して同じ写真が保存されることを防ぎます。
第5世代iPod touch写真を撮影するときは
オプションからHDRのオン・オフを切り替えられるので
オンに設定します。
第4世代iPod touch は
ハイダイナミックレンジの設定はできません。
【グリッド】のオン・オフのみ
撮影した写真を比較すると
第5世代iPod touchの方が第4世代よりも
画角が広くなります。
同じ距離で撮影した場合
第4世代:被写体が大きく、画角が狭い
第5世代:被写体が小さく、画角が広い
という写真になります。
また、iPod touchのカメラからの設定では
ISO感度やシャッタースピードの確認をすることが出来ないので
写真に記録されたExif情報を元に記載しております。
参考までに
写真はクリックすると大きな画面で閲覧できます。
また、トリミングや編集は行なってません。
オリジナルのJPGファイルです。
第4世代
ISO:80
露出:1/1476 秒
第5世代
ISO:32
露出:1/698 秒
第4世代
ISO:100
露出:1/3885 秒
第5世代
ISO:32
露出:1/2415 秒
第4世代
ISO:125
露出:1/120 秒
手前の被写体が黒く潰れます
第5世代
ISO:40
露出:1/120 秒
逆光ですが被写体が何なのか確認できるレベルで撮影できてます
第4世代
ISO:80
露出:1/160 秒
第5世代
ISO:40
露出:1/120 秒
第4世代
ISO:200
露出:1/30 秒
日中でも暗い場所だとブレます
第5世代
ISO:64
露出:1/24 秒
ハイダイナミックレンジが効くせいか、鮮明に映ります
第5世代
ISO:50
露出:1/120 秒
第4世代
ISO:500
露出:1/30 秒
第5世代
ISO:200
露出:1/24 秒
川に反射した光も白く潰れることが少ないです
第4世代
ISO:80
露出:1/475 秒
第5世代
ISO:32
露出:1/242 秒
実際のカラーに近い緑色が出せてます
第4世代
ISO:160
露出:1/120 秒
続いて、屋内
第5世代
ISO:32
露出:1/60 秒
第4世代
ISO:100
露出:1/40 秒
食べ物
第5世代
ISO:40
露出:1/24 秒
第4世代
ISO:500
露出:1/30 秒
ライト部分が白く潰れます
第5世代
ISO:250
露出:1/20 秒
鉄骨部分が鮮明に写ってます
第4世代
ISO:500
露出:1/30 秒
第5世代
ISO:250
露出:1/24 秒
夜景だと違いがハッキリします
第4世代
ISO:640
露出:1/30 秒
シャッタースピードが遅いせいかブレます
第5世代
ISO:250
露出:1/15 秒
ノイズが少ないですね
第5世代
ISO:160
露出:1/24 秒
リンゴのマークが把握できてます
第4世代
ISO:640
露出:1/15 秒
全体的に白く潰れてます
第5世代
ISO:250
露出:1/15 秒
時計の針が何時を指しているかまで把握できてます
第4世代
ISO:800
露出:1/15 秒
イルミネーションが白く潰れてます
第5世代
ISO:500
露出:1/17 秒
ライト部分も鮮明に映り、状況が把握できます
詳細のExif情報を見たい方はこちらからどうぞ
写真右側の詳細ページボタンから
Exif情報を確認できます。
第4世代iPod touchはメモ用としての画質でしたが
第5世代になってからは、コンパクトデジカメに
画質が近づいた感があります。
特に、ハイダイナミックレンジによる暗い場所、逆光の中での
撮影は、かなりクリアなものでした。
第4世代と第5世代iPod touchの写真画質を比較してみた
素晴らしい!
明確でとても参考になりました。
参考にしていただき、光栄です!
有難うございます!