FujifilmXセミナー【銀座イルミネーション撮影会】に参加
の続きです。
前回の記事同様
銀座のイルミネーションを
Fujifilm X-E2
とFUJINON F XF23mmF1.4R
の組み合わせで撮影した写真です。
今回の記事では
FUJINON XF23mm F1.4のレンズの焦点距離と絞り値を変えて
イルミネーションの光を操り、写真の変化を見ていこうと思います。
XF23mmの開放はF1.4なので
全開で撮影します。
背景のライトは丸くボケますが
LEDライトはカメラからの距離が離れていると
小さい粒の様にしか光りません。
ピンぼけしてますが
マニュアルフォーカスで焦点距離を一番短くして
撮影すると背景のボケ感とライトの丸が大きくなりますね。
焦点を手前にして
背景だけ撮影したものです。
今度は逆に焦点を奥に
手前をボケさせた写真です。
手前で光っているのは先ほどと同じLEDライトです。
極小の豆粒の光が大きくなります。
レンズって不思議ですね〜。
歩道に止めてあった自転車を撮影してみました。
後ろで光っているのは先程と同じLEDライトです。
焦点距離は短めです。
自転車からちょっと離れると
ライトの光の丸の大きさが小さくなります。
焦点距離の変化だけでこれだけ大きく、光の表現が変わるんですね。
ライトの光を丸型からギザギザ型に変えてみます。
F値を11前後まで絞ります。
夜間は絞るとシャッタースピードが下がるので
ISO感度を【オート6400】に設定しておくと
ブレ防止になります。
シャッターダイヤルはオートの絞り優先です。
F16まで絞りました。
光条(光芒)が出ます。
ISO6400ですがシャッタースピードは1/27です。
ブレに注意
F16で撮影した写真
先程よりも光条が伸びた様な気がします。
雲丹みたいですね(笑)
X-E2の【多重露光】機能を使ってちょっとオモシロイ撮影をしてみました。
【多重露光】とはカメラの合成写真機能のようなものです。
下の写真は
【ショーウィンドウ】+【RICOHビル】の合成です。
1枚目の被写体と2枚めの被写体を
同じ位置に重ねあわせ、ピントだけずらすと
先ほどとは違った写真になります。
撮影方法は1枚めのシャッターを切った後
フォーカスをオートフォーカスからマニュアルフォーカスに
切り替えて、同じ位置でマニュアルフォーカスを使い
焦点距離を短い状態にしピンぼけにします。
AF/MFの切り替えはダイヤル操作で行うと非常に楽です。
イルミネーションの光も
レンズの絞りや焦点距離を変えるだけで
いろいろな変化を楽しめますね(^^)
街はXmasムードが高まっている様子
この機会にイルミネーション撮影のテクを磨こうと思います(^^)
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